我が家に和牛が来た話
2018年9月14日のお昼過ぎ、我が家に和牛が来た。
ニッポン放送の企画でインディードとコラボしたラジオを芸人の和牛さんがやっていて、仔牛(和牛ファンの総称)である私はせっせとメールを出していた。
そのうちの3通ばかりをありがたくも読んでいただけて、そのたび私はひとり風呂場の脱衣所で踊り狂って喜び、家族や友達に話しまくることでなんとか落ち着くという日々を送っていた。
秋だというのに扇風機が片付けられない暑さの中、チャイムが鳴った。玄関へ向かうと配達員さんが持って来た発泡スチロールのトロ箱が目に入ってきた。白くてデカい。最初に応対したおばあちゃんは「カニか?」と聞いてきた。ふるさと納税でもしたっけ?…いや…違う、これはひょっとして…!!
松坂牛3キロ
松坂牛切り落とし500g×6個=3キロ!!
そう、私は水田賞に選んでいただけていたのだった…
いやあ驚いた。本来、最終回のラジオで水田賞、川西賞の発表があったのでそれを聞いていたらここまで驚くこともなかったと思うが何故かその放送の近辺で色々と私生活がごちゃごちゃしていて、聞き逃しに聞き逃していたのだった…ragicoという夢のような聞き逃し防止の為のサービス期間すら過ぎて、本来なら
放送→ブログ→現物とご対面となるはずが
現物とご対面→ブログ→(放送聞けない)
となってしまったことは少し悔しいけど、そんなことより今回のことは本当にうれしい。文字になるという喜びもあるし。
タダで高級なものがもらえた、というよりもっと、私は大きなものを貰った気がする。お金に換えられない、代えがたい喜びだ。
案の定冷凍庫はパンパンで、弟のところへ少し送ろうかとか、友達にあげたり、一緒に和牛パーティーでもしようかと思う。お肉それ自体は勿論、私が何より嬉しいのは、和牛のお二方にメールを読んでもらって、川西さんに「前も送ってきてくれたね」等と言ってもらったり、水田さんに私の紹介した仕事を「やってみたい!」と気に入ってくださったり、最終的にそのメールを『水田賞』としてくれたこと。
和牛さんと私は全然別の人生だけど、この同じ地球で人間として生まれて、同じ国で、同じ時代で、確かに存在しているんだなということを今回再認識して、私が生きていて、好きなことがあって、好きな方々も生きているというこの奇跡みたいな出来事に改めて感謝したいと思う。ありがとうニッポン放送さま、インディードさま、松阪牛、そしてありがとう和牛のお二人!
今夜は焼肉だー!